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製剤及び包装の工夫

医療関係者の皆さま、患者さまから「選ばれ」そして「選ばれ続ける」ための、製剤及び包装の取り組みをご紹介いたします。

錠剤の印字

標準品と同等の性状、色調を基本としています。錠剤には、主に、成分名、含量、屋号「杏林」の文字を印字しています。割線のある製剤の場合、割線の位置に合わせた印字が可能です。これにより、分割後も、成分名、含量、屋号「杏林」が表示されます。

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PTPシート

中央に大きく販売名、耳部に含量を表示しているのがキョーリンリメディオのPTPシートの大きな特徴です。また、1錠ごとに切り離しても、GS1コード、成分名、含量がわかるよう配慮しています。製品によっては、薬効や注意喚起などの情報を表示しています。素材は、製剤の安定性だけでなく、GS1コードを読み取りやすい素材を選定するなどの工夫をしています。

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患者様、医療関係者の皆様のニーズに寄り添い、識別性と服薬性を考慮し、アドヒアランス向上、医療過誤防止を考慮した製剤及びPTPシートの開発に取り組んでいます。

含量規格の識別性

複数規格がある場合は、規格数により表示の色調を変えています。高含量になるほど背景の色は濃く、一般的に識別性の高い白抜き文字で表示しています。また、デザインは、複数規格があることがわかるよう、含量表示の上に全規格の丸を表示し、含量する含量を塗りつぶしています。

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ラベルの工夫

バラ包装のラベルは、副片ラベルを使用しています。 ボトル側面の副片ラベルをはがし、キャップ天面に貼ることで、上からも販売名、規格、GS1コードを確認することができます。 素材には再剥離可能な素材を採用し、シールつまみの部分にはのり付けのない耳をつけることで、剥がしやすい工夫をしています。

ボトルシールには、空ボトル(キャップなし)の容器質量と錠剤1錠の質量を記載しています。記載することで、総重量から、ボトルに何錠残っているかを推計することができます。こちらは、医療現場からご意見をいただき、実現しました。

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※規格値の小数点第一位を四捨五入。
※キャップは乾燥剤入りの場合、重量が変動する場合がありますので、キャップなしのボトルの重量を記載しています。

個装箱の表示・仕様

医療過誤防止と情報提供のできる包装の表示を目指しています。個装箱には、各面に販売名、規格を表示しています。PTPの個装箱は開封済みが分かる仕様を備え、側面を切り取るとタグとして使用できる箱を採用しています。

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様々なニーズに対応し、これまで以上に魅力的で特徴のある後発医薬品を提供できるよう、開発を重ねています。

(2024年7月更新)

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